我が家には杉の木がたくさんあり、秋から落ち葉掃きが大変です。
掃いても掃いても落ちてきて一向になくならないにっくき杉葉、と思っていましたが、良い点があることに気づきました。
杉葉がたまった場所には雑草が生えないのです。
土の表面を覆い、日光を遮る自然のマルチングになっているのですね。
杉葉を取り除くと土壌が現れて、今度は雑草が勢力を増してきます。
杉の葉の活用方法ってないかな、と考えていたので、庭木の株元の土を覆うマルチングに使ってみることにしました。
杉葉は分解されにくい

- 分解されにくい成分「リグニン」が多く硬い
- 抗菌成分のある精油を含んでいるので分解しにくい
- 分解に必要な栄養分「窒素」が少ない
杉の葉は有機物質なので分解しますが、硬くて栄養分が少なく、油分を含んでいるので、微生物やミミズが繁殖して活発に活動しにくい。
分解されるのに、ケヤキやカエデなどの紅葉落葉樹と比べて遅く、時間をかけて分解します。
杉葉マルチングのメリットと注意点
メリット
- 日光を遮り、雑草が生えにくくなる
- 土を覆い、水分蒸発を防いで乾燥防止し水分保持
- 夏の地温上昇、冬の凍結から守り保温効果
- 天然の資源なので、使用後は土に返り人と環境に優しい
- 手に入れやすく無料か安価でコスパ良し
デメリット、注意すること
- 長期に渡り多量に使うと、土壌が酸性に傾くことがあるので、酸性の苦手な植物には気をつける
- 害虫が出やすい
- 土壌表面の乾きが見えないので、水をやり忘れることがある
- 杉葉は軽いので飛んで行ってしまうことがある
- 杉葉を切るのに時間がかかるので、忙しい人には不向き
酸性土壌を好む植物、ツツジ、サツキ、青色アジサイ、シャクナゲ、ブルーベリーなどなら問題ないでしょう。
杉マルチを作って思ったことは、杉葉を細かく切るので時間がかかるということです。
面積が広ければ大量に切らなくてはいけません。
マルチ作りをすぐに終わらせたいなら不向きです。
庭時間を楽しみながら、コツコツ作業したい人向けのマルチ作りと言えるでしょう。
メリットとデメリットを踏まえた上で、杉葉マルチを使いたいですね。
杉の葉を株元に敷き詰めてマルチング
アジサイの株元に杉でマルチ

カシワバアジサイの株。
柏葉アジサイは弱酸性から中性の土壌が良いので、悪い影響は出ないと考えて、杉葉を敷くことにしました。

株元に出てきた雑草。
春からグングン成長するので、雑草対策するなら今ですね。
まずは株の周りの雑草を取り除いて掃除です。
杉葉を細かく切る

杉葉を5~10㎝ほど細かく切ります。
株元に敷き詰める

切った杉葉をアジサイの株元に5㎝ほど敷いて、自然由来の杉マルチングをしました。
日光が遮られて雑草が生えてこないイメージが湧いてきます。

杉マルチを1mほどの円形に施した株。
葉を小さく切ることで、株周りの小さな隙間にも入り、敷き詰めることができました。
見た目も自然風で良い感じです。
様子を見て雑草が出てこないなら、他の植物にも雑草対策の杉マルチをしてみようと思います。

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