窓の木枠が古くなってきて、変色や剥がれなどの傷みが目立つので、塗装をしてみました。
原因は、主に長年の紫外線と結露による劣化。
それだけではなく、窓枠は洗面台の横に位置しているので、ついスポンジやコップを置くこともありました。
窓枠に残った水分がハゲやしみを作るもとになり、拭き掃除してもきれいにならなくなってしまったのです。(反省!)
これから気をつけたとしても、今後はますます色落ちと日焼けで傷み続けるので、思い切って塗装のDIYにチャレンジしてみました。
窓の木枠の塗装 やり方
準備するもの
- マスキングテープ
- 新聞紙かビニールシート(床の汚れ防止)
- サンドペーパー(下処理用に粗いもの#120-240、仕上げ用に細かいもの#400-600)
- タオルまたは雑巾
- ハケ
- 水性ウレタンニス
- ニスを入れる容器
- ビニール手袋
- マスク
- メガネ
水性ウレタンニスって何?
水性ウレタンニスとは、水性タイプでウレタン樹脂を使ったツヤのある塗料で、室内の木の家具に使えます。
着色とニスの艶出しが同時にでき、木目をいかしたきれいな仕上がりになります。
ニスって臭いしその後も室内が臭うのでは?と心配になるかもしれませんが、水性のため臭いはほとんどなし。
また乾燥時間も短く短時間で作業が終わり、使用後の道具は水洗いできるので、一般家庭で気軽に使えます。
水性ウレタンニスは油性なみに塗膜が丈夫なので、テーブルや椅子など日常使いの木の家具を長期間保護します。
他にも環境性能があり、水性ウレタンニスは家庭内で安全に使うことができます。
塗装前の下準備 床にビニールシートか新聞を敷く
サンドペーパーで研磨し、ニスを塗るので、粉やクズやニスがこぼれることが考えられます。
窓枠の下の床には、新聞かビニールシートなどを敷いてカバーしましょう。
窓枠の汚れを取り除く
色褪せて剥げた窓の木枠。
塗装の前にタオルか雑巾で水拭きし、ホコリや汚れを除去してよく乾燥させます。
ビニール手袋とマスクとメガネを着用して始めましょう。
サンドペーパーで研磨 表面のデコボコをなくす
窓枠の汚れが取れて完全に乾いたら、サンドペーパーで研磨します。
下処理に目の粗い#120~240を使います。
最初は粗い#120でかけて、表面のデコボコがなくなってきたら、より細かい#240で研磨し表面を整えました。
直接手で紙やすりをかけると摩擦で指が熱くなり、結構疲れるので、ペーパーブロックに巻くと、負担が軽くなります。
かけ終わったら木のクズを取り除き、拭き掃除をしてきれいにします。
マスキングテープで養生、水性ウレタンニスの塗り方
ニスを塗りたくないところをマスキングテープで覆い(養生)、いよいよニスを塗ります。
ニスの塗り方のコツ
ニスに水を加えて薄めて何度か重ね塗りをするとよい感じに出来上がります。
仕上げ マスキングテープを外し、サンドペーパーで研磨
マスキングテープをはがす
ニスを塗り終わったら、乾く前にマスキングテープをはがします。
ニスが乾燥してからテープをはがすと、塗膜も一緒にはがれることがあります。
テープと窓枠のニスが一緒にはがれそうになったら、カッターナイフなどで境目を切り、塗料がはがれないように、気をつけてはがします。
サンドペーパーで研磨
ニスを塗り終わり窓枠が乾いたら、仕上げのサンドペーパー#400で研磨し、拭き掃除をして完成です。
窓枠の塗装 DIYニス塗りでしたまとめ
以前から気になっていた窓の木枠をセルフで塗装してみました。
みすぼらしかった色あせと剥がれが目立たなくなり、全体がツヤのある明るい色に生まれ変わり、窓枠に清潔感が出てきました。
所要時間は、4時間ほどでした。
サンドペーパー研磨で疲れて休んだり、マスキングテープ張りでもたついたりしてたので時間がかかりました(汗)
テキパキ慣れている人ならもっと早いでしょう。
古い窓枠の劣化で困っているなら、ぜひDIY セルフリペアを試してみてくださいね。
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