風呂ってどうしてもカビが生えやすいですよね。
カビには液体の塩素系漂白剤が定番だけど、液状だと流れてしまうので、場所によってはカビ掃除がしにくくありませんか?
そこで、片栗粉とハイターを混ぜてペースト状にして塗ると、効果的にカビ掃除ができました。
今回は、どこの家にもあるキッチンハイターと片栗粉だけでできる風呂の黒カビ除去方法を紹介しますね!
キッチンハイターと片栗粉で作るカビ取りペースト
準備するもの
- キッチンハイター
- 片栗粉
- 容器
- スプーンなど混ぜるもの
- ラップ
- ゴム手袋
- メガネかゴーグル
- マスク
塩素系の漂白剤を使う時に気を付けること
- 窓を開けるか換気扇を回す。
- メガネかゴーグルをつける。
- ゴム手袋を着用する。
- 酸素系の洗剤と混ぜない。
作り方
容器に片栗粉とハイターを 1:1の割合で混ぜ、ペーストを作ります。
このハイター片栗粉ペーストをカビの生えた箇所に塗ります。
塩素系漂白剤はカビ菌を殺菌し、漂白し、カビを除去する働きがあります。
ではカビ掃除を始めますね!
ゴムパッキンの黒カビをハイター片栗粉で掃除
ゴムパッキンの黒カビは柔らかいゴムに根をはってしぶとく定着し、スポンジでこすっても落ちません。
このゴムパッキンのカビに、ハイター片栗粉を塗っていきます。
水気があるとハイター片栗粉のテクスチャーがゆるくなるので、水気があれば拭き取ります。
カビの生えた箇所のゴムパッキン全体にたっぷりとハイター片栗粉を塗ります。
液体ハイターと違い、ジェル状だと液だれせず留まってくれます。
ゴムパッキンのカビにハイター片栗粉を塗り、その上からラップでパックします。
ハイター片栗粉の乾燥を防いで、ハイター成分の浸透力がアップします。
パックの時間は5分~10分。
10分後に漂白剤ペーストを拭き取り、水で洗い流しました。
ペーストをたくさん塗ったので、全部流すと詰まるかも?と思い、まずは拭き取ってビニール袋に入れてゴミとして処理。
後は水で流して水気を拭いて完了。
拭いてもこすっても取れなかったゴムパッキンの黒カビが除去できました!
シャワーホースの黒カビ取り
シャワーホースの黒カビにも、ハイター片栗粉でカビ除去をしてみました。
こちらもスポンジで洗っても落ちず、広がっていく様子だったので、カビ除去作業に入りました。
ハイターと片栗粉のペーストを黒カビ部分を覆うようにしてペタペタ塗ります。
ラップでパックし10分放置。
シャワーホースの黒カビは10分では落ちず、パックを10分 x 3回(30分パック)繰り返してようやくカビ除去できました。
カビ取りが終わったシャワーホース。
見違えるようにキレイになりました。
ガンコなカビだと5分や10分で落ちないので、何度もパックをすると、少しずつカビが落ちますよ。
排水溝が詰まる?どうしたらいいの?
我が家の排水溝は詰まりやすく、たっぷりと塗ったハイター片栗粉ペーストをそのまま流すと、排水溝が詰まると感じたので、パック終了後はペーストをできる限り拭き取りました。
ペーストを取り除いた後は、水か50度以下のぬるい湯で流します。
拭き取っても片栗粉が残っていた場合、50度以上の熱いお湯で流すとドロッと粘着性が出て詰まる恐れがあります。
排水溝の詰まり対策
ハイター片栗粉で風呂の黒カビを掃除したまとめ
液体の塩素系漂白剤と片栗粉を同じ割合で混ぜるだけのカビ取り剤。
これをカビに塗ってパックすると、漂白剤のカビの殺菌漂白効果でカビ除去ができました。
塩素系漂白剤を使う時に気をつけること
- 換気をして塩素の臭いをこもらせない。
- メガネかゴーグルで目を守る。
- ゴム手袋を着用し、直接肌に触れないようにする。
- 酸素系の洗剤と混ぜない。
排水溝の詰まり防止
- ハイター片栗粉ペーストは流さず拭き取る。
- 仕上げは水かぬるま湯を使う。
液状ハイターが使えない位置に落ちないカビがあるなら、ぜひ試してみてくださいね。
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