要介護2の母は、介護保険サービスのデイサービス(通所介護)を利用しています。
デイケアの料金っていくらなのか、どんなサービスを受けることができるのか、ご存じでしょうか?
今回は、母が利用するデイサービスの料金と内容を紹介しますね。
デイサービス(通所介護) 1割負担の費用
週1でデイケアに通所、1カ月に4回です。
1回の料金 | 1カ月(4回)の料金 | |
半日料金(9:00-13:00) | 678 円 | 2712 円 |
入浴 | 50 円 | 200 円 |
機能訓練加算 (I) | 46 円 | 184 円 |
機能訓練加算 (II) | 56 円 | 224 円 |
昼食 | 515 円 | 2060 円 |
介護職員処遇改善加算 | 196 円(1カ月分) | |
合計 | 1541 円 | 5576 円 |
機能訓練加算 (I) とは、常勤の理学療法士等による機能訓練を実施した場合
機能訓練加算 (II) とは、理学療法士による生活機能向上を目的とした機能訓練を実施した場合
半日の滞在で、昼食と入浴サービス、機能訓練付きで、 1回1541円。
週1で通っているので、月額は5576円です。
デイサービスの内容
母のデイサービスに付き添い、朝9時から午後1時まで見ていました。
- 朝9時送迎者で到着。始めに、職員さんが利用者の体温と血圧を測り、体調を聞いたり世間話をする。和気あいあいした雰囲気。
- 入浴予定のある人は、職員さんに呼ばれて順番にお風呂に行く。
- 職員さんと利用者が、テーブルを囲んでおしゃべりしたり、脳トレの問題を解く。
- ベッドがあり、休みたい利用者は横になって休む。読書、テレビなど、各自が好きなことをして自由な雰囲気。
- 理学療法士さんの指導で歩行訓練や体操などのリハビリしたり、マッサージを受ける。
- 12時。昼食がテーブルに運ばれ、お食事の時間。
- 1時。帰宅
滞在時間中はずっと職員さんが見守り、トイレ補助が必要な利用者は、職員さんが手伝ってくれます。
デイケアへの持ち物は、
- バスタオル、タオル2枚
- コップ、歯ブラシ
- スリッパ
- 着替え、着替えたものを入れるビニール袋
- 乳液など入浴後に必要なスキンケアグッズ
- オムツ、尿パット
- 薬と説明
大き目のバッグをデイケア用にして、準備します。
デイケアは、母にとって、週1回の1人外出の機会。
いつもは在宅で1日パジャマだけど、この日は服を着ます。
リハビリや体操があるので、母の好きな色や柄の、ゆったりした動きやすい服を選ぶようにしています。
母は、お気に入りの服を着て鏡を見るとにっこりします。
この表情から、うれしい、楽しい、という感情が読み取れます。
うれしいという感情は大切ですから、介護生活の中で、笑顔になれる出来事を増やしていきたいですね。
その日にデイケアで行ったことは、職員さんが利用者連絡帳に記入してくれます。
デイケアの利用者連絡帳に書いてあること
- 健康状態、血圧、脈拍、体温、SPO2(動脈血酸素飽和度)
- 食事を残さず食べたか、10段階で評価
- 薬の有無
- 入浴の有無
- 今日行ったこと、排便、排尿、運動の内容(関節、筋肉など)
- 施設からの言葉(この日は、他の方とコミュニケーションをとっていたとのこと)
家まで送り届けてもらった時にも、デイケアでの様子を話してくださいますが、このノートからも、母がどんな時間を過ごしたのかわかります。
デイケアのまとめ
デイケアの料金と内容を書いてみました。
家にこもりがちな介護生活。病院以外に定期的に外出する場所と人とふれあう時間ができました。
通院の他に「水曜はデイケア」と、母の生活の1部になり、生活にハリを与えてくれます。
デイケアの他は、訪問サービスを利用しています。
訪問入浴サービスの内容と費用についての記事です。
デイセンターでは、専門スタッフの元で専門器具を使ったリハビリとお風呂介助などのサービスがあります。
個人に合わせた機能の改善と生活介助の役割を果たしながら、家族以外の人とかかわることができるので、母にとってよい刺激となっています。
※この後、デイセンターを週2に増やし、2022年もデイセンター通所を続けています。
他の介護保険サービスも合わせて、1割負担の費用を計算したものです。
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