窓際のフローリングが日焼けで色あせ、傷みがひどくなったので自分で補修してみました。
長年直射日光に当たり変色して剥がれもあったため、ガサガサになり劣化が激しい。
うっかり窓を開けっぱなしにしたこともあり、雨の水染みや汚れもあります。
最初は業者に頼んで張替えを考えましたが、まずDIY補修してみて、失敗したら頼むことにしました。
補修のやり方は、床の日焼けして劣化した部分を研磨して木地の表面を整え、塗料を塗る、というもの。
自分でできるだろうか?と心配だったけど、思ったよりも傷んだ床がきれいになりました。
今回は、窓際のフローリングの日焼けや傷みをDIYで補修した方法をお届けしますね!
フローリングの日焼けと色あせ、傷みを補修
フローリングの日焼けと色あせ ビフォア
窓際に面しているフローリングの劣化。
かなり色あせ劣化しています。
この床は合板(複合)フローリング。
合板フローリングとは、複数の板を接着剤で張り合わせたもの。
合板の張り合わせた板に対して、無垢フローリングとは、天然木を切って作られた一枚板。
合板は表面が薄い一枚の板なので、研磨するときに削りすぎないように注意します。
作業前に、掃除機と水拭きで掃除し、表面の汚れを取ってから、サンドペーパーでやすりがけしました。
準備
養生シートを貼り、壁や家具を覆う
電動サンダーを使うと粉状の細かい木屑が一面に舞い上がります。
作業場となる壁、ドア、家具などを研磨クズから守るために、養生シートをはりましょう。
我が家のフローリングは障子に面しており、障子と柱の隙間からクズが隣の部屋へと広がる恐れがあるので、養生シートとマスキングテープで隙間をぴっちりと埋め、削りクズから守りました。
フローリング塗装において、養生の作業が一番と言っていいほど大変ですが、省くことのできない大切なプロセスです。
養生シートを広げてマスキングテープをはるのは、面倒で時間がかかりますが、この下準備の作業を丁寧にこなすと、後の掃除でてこらずにすみますよ。
電動サンダーで研磨
マキタ(Makita) 防じんミニサンダ BO4555でフローリングの劣化で傷んだ箇所を研削、研磨しました。
以前紙やすりを手で使っていましたが、スピードと仕上がりがひどかったです。
電動サンダーは、手でやすりがけするより100倍早くきれいに仕上がります!
小型 電動ヤスリ【マキタ 防じんミニサンダ BO4555】使い方
マキタの小型サンダーは、片手で持てる大きさで軽く、使っていて疲れることもないので力の強くない女性でも使いやすいです。
やすりは、市販の紙やすりを4等分して使うことができるからコスパもよいです。
手のやすりがけに疲労しているなら、電動サンダーがあれば労力と時間をおさえることができますよ。
フローリングのサンディング後
電動サンダーでサンディング後。
ガサガサになった日焼けの汚れやしみが取り除かれてキレイな床になりました。
使ったやすりは、あら目、中目、細目の3種類。
まずあら目の#100でガサガサの表面を研磨し、汚れを取り除きます。
次に中目の#240を使用し、木目を整え、最後に細目の#400で毛羽立ちをなくして表面を滑らかにして仕上げ。塗料の下地を作ります。
サンディング後は木のクズの掃除をします。
掃除機は詰まると聞いたので、ほうきと拭き掃除で細かいチリを除去しました。
水性カラーフローリング用ニスを塗る
床のサンディングで表面がきれいになり、粉塵を掃除したら、塗料を塗ります。
ニスが手につかないようにビニール手袋をして、ニスの容器は食品トレイを使い、新聞紙を敷きました。
塗料は「和信ペイント 水性カラーフローリング用ニス ライトブラウン」。
日焼けで傷んだ合板フローリングの色あせ補修に使える、というニス。
ライトブラウンをトレイに出すと、かなりダークな色に見えます。
伸ばして塗ればライトな色合いになるんだろうか、これを塗ったら周りの床の色と違いすぎないか心配だったので水で10%希釈しました。
きれいにニスを塗るコツは、薄塗りを心掛けること、だそう。
厚塗りにならないように、ニス少な目をハケにつけて薄く塗りました。
1回目を塗ると、薄めのブラウン色が付き、乾いてから2回目を塗ると、もっと濃くなりました。
これ以上濃くしたくなかったので、2度塗りで終了しました。
回数を重ねてニス塗りするほど色がつきます。
ニスを塗る場所の端に養生テープを貼り、はみ出さないように塗ります。
ハケは「ハンディクラウン ワンタッチコテバケ」です。
このコテバケを使うと床全体を均一に水性ニスを塗ることができました。
フローリングの日焼けと色あせ 補修 完成
色あせ劣化したフローリング 補修 ビフォアアフター
水性カラーフローリング用ニスを塗った翌日の床。
変色したフローリングがきれいになりました。
塗った直後の濡れ色は濃いブラウンだったけど、乾くと落ち着いた雰囲気のライトブラウンになり、他の床と馴染んだ色合いです。
フローリングの日焼けと傷み補修 ビフォア アフター画像
以前の色あせと水染みがほとんど目立たなくなり、カラーニスで床色を回復できました。
フローリングの色あせ補修はうまくいったと思います。
フローリングの日焼けをDIY補修 まとめ
窓際のフローリングの傷みを自分で補修しました。
やすりで傷みを研磨し、カラーニスを塗ったところ、かなり見た目が良くなりました。
フローリングの日焼け 補修に使ったもの
- サンディングペーパー(♯100 #240 #400)
- マキタ防じんミニサンダ BO4555
- 和信 水性カラーフローリング用ニス
- ワンタッチコテバケ
- ニス入れる容器
- マスキングテープ
- ビニール手袋、マスク
- 新聞紙
良くなったとは言え、DIYなので完全に補修できたとは言えません。
表面の板が軽く反り返っているところは直しようがないし、合板なのでこれ以上サンディングできない、という箇所もあり、近くで見ると黒ずみが残っています。
細かい傷みが気になるなら張替えしかないですが、フローリングの激しい日焼けをある程度はキレイにしたいなら自分で補修してみるのもありだと思います。
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