要介護2の母の在宅介護をしています。
我が家では、高齢の母ができるだけ自立した生活が送れるために「介護保険サービス」を利用しています。
介護保険サービスを受けることで、自宅で介護する私の疲れや負担も軽減されています。
引用:厚生労働省
- デイサービス(通所介護)(週2回 半日 入浴)
- デイケア(通所リハビリテーション)(週1回 半日)
- 介護用品 福祉用具 レンタル
- 訪問介護(月1回 1時間)
ところで、介護保険サービスの費用っていくら?と気になりますよね。
要支援か要介護の認定を受けていれば、利用者の自己負担額は基本的に1割ですが、収入、世帯構成によっては2,3割になります。
我が家の自己負担額は1割。
例えば、10000円の介護保険サービスを利用したら、1割の自己負担額は1000円、ということです。
今回は我が家の2022年度の介護保険サービスの1割負担額を紹介しますね。
デイサービス(通所介護)
デイサービスは、「通所介護」とも言います。
高齢の母は、週に2回午前のみ、デイサービスセンターに通っています。
昼食つきは週1回、9時から13時まで4時間滞在。
昼食なしは週1回、9時から12時まで3時間滞在。
利用回数 (月) | ヘアカット | 食事 525円/11月から600円 (実費) | 介護保険サービス (1割負担) | 合計 | |
高額の月 | 9回 | 2040円 | 2625円 | 6142円 | 10807円 |
低額の月 | 4回 | 0 | 1050円 | 2760円 | 3810円 |
1年の合計 | 95回 | 8370円 | 25275円 | 68159円 | 101804円 |
祝日は休みで、月の利用回数は7~9回。
1カ月の費用は月によって違いますが、たいてい1万円弱か、ちょい超え。
去年はコロナにかかった利用者さんが出たため、ある月は3週間休みになり、その月の費用はいつもの半額以下でした。
介護保険サービス(バイタルチェック、入浴介助、レクリエーション、体操、見守り全般、など)は、1割負担ですが、食事と美容院代は全額自己負担です。
全額自己負担 (1回) | 1年の利用回数 | 1年の自己負担 | |
食事(昼食) | 525円(11月から600円に値上げ) | 47回 | 25275円 |
ヘアカット(3ヶ月に1度) | 2040円 | 4回 | 8370円 |
合計 | 33645円 |
1年に支払った全額自己負担費用は、33645円。
1年分の介護保険サービスの1割負担の費用は、68159円。
1年の合計費用は、101804円。
平均すると、1カ月8484円の自己負担額となります。
ヘアカットは、デイサービスセンターに美容師さんが来てくださり、髪を切ってもらえます。
デイで髪を整えてもらえると、美容院にわざわざ行かなくていいので助かります。
2019年の夏から通い始めたデイサービス。当時の内容と費用の記録です。
デイケア(通所リハビリテーション)
デイケアは、「通所リハビリテーション」とも言います。
週1回半日、施設に通い、リハビリ療法士さんの指導の元で、リハビリを受けています。
利用回数 (月) | 1カ月の費用 | 1年間の費用 | |
デイケア | 3-4回 | 1331円~2662円 | 27340円 |
リハビリも祝日は休日になっており、月に3-4回の利用。
1割負担の費用は、月によってまちまち。
飲み物とおやつ代は300円。
1カ月の平均費用は2278円です。
2020年から通い始めたリハビリデイケア。
始めたいきさつと内容を紹介します。
訪問看護 費用
訪問看護は、月1回1時間利用しています。
利用回数 (月) | 1カ月の費用 | 1年間の費用 | |
訪問看護 | 1回 | 1600円 | 19200円 |
訪問看護士さんに、月に1回1時間来てもらっています。
バイタルチェック、生活や健康について話を聞いてもらい、アドバイスをもらいます。
月に1度看護師さんに直接診てもらえて話ができると、安心できます。
介護用品 福祉用具 レンタル 費用
福祉用具は、要支援や要介護の人が自宅で安全に暮らすための用具。
手すりを使って自分で立ち上がりができるなど、自分でできるという自信が生活の意欲につながります。
我が家は5つの介護レンタルを利用しています。
介護保険サービス (1カ月/1割負担) | 1年の1割負担 | |
あがりかまち用たっちあっぷ 片手すり | 400円 | 4800円 |
スロープ 2.5㎝ | 50円 | 600円 |
ベッドサイドテーブル | 236円 | 2832円 |
たよレール04 | 324円 | 3888円 |
たよレール04 | 324円 | 3888円 |
合計 | 1334円 | 16008円 |
転倒防止に玄関の手すり、段差スロープ、ベッドからの起き上がりをサポートする補助手すり「たよレール」をレンタルしており、1カ月の1割負担額は1334円、1年間で16008円です。
2019年に介護用品レンタルを始めました。
当時はベッドレンタルしていましたが、その後返却しました。
https://hibikorekara.com/caregoods-price/
要介護2 1割負担だと介護保険サービス費用はいくら?
4つの介護保険サービスの1割負担の費用です。
1カ月の1割負担額 (月平均) | 1年の1割負担額 | |
デイサービス | 8484円 | 101804円 |
リハビリ | 2278円 | 27340円 |
訪問看護 | 1600円 | 19200円 |
レンタル | 1334円 | 16008円 |
合計 | 13696円 | 164352円 |
1割負担 介護保険サービス費用 まとめ
2022年の1カ月の1割負担額の平均は、13696円。
2022年の1年間の1割負担額の合計は、164352円。
令和4年の介護サービス明細書を集めて、費用計算をしてみました。
この金額が1割負担です。
基本1割の介護保険サービスを利用するためには、要支援か要介護の認定を受けることです。
- 通所サービスは、母にとって外出のチャンスとリハビリになり、その時間私は自分のことができる。
- 介護レンタル用品(手すり、スロープなど)は、転倒防止になり、安全に家で生活できる。
- 訪問看護は、病院にいくほどでもない時、月1で健康のことを相談したりアドバイスをうけることができる。
介護サービスは在宅介護にとってなくてはならないサービスなので、これからも頼りにしています。
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