みかんのおいしい冬ですね。
食べ終わったら捨てるみかんの皮、なんと掃除に使うことができるってご存じでしょうか?
みかんの皮には、油を分解する成分、水垢などのアルカリ汚れを落とす効果、コーティングしてくれる働き、などが含まれているので、汚れを落としてツヤを出す掃除に使うことができます。
皮そのままでも使えるし、簡単な洗剤を作っておけば、いつでも手軽に掃除ができちゃいます。
皮を捨てずにナチュラルクリーニングを始めてみませんか?
みかんの皮 掃除の効果
みかんの皮洗剤
作り方
みかん3,4個分の皮を鍋に入れ、水400㏄で約10分煮る。
粗熱が取れたらざるで濾す。
みかん色のみかん洗剤、完成です。
みかん洗剤、という名前の他に、「みかん水」「みかんクリーナー」「みかんの皮の洗剤水」などと呼ばれています。
みかんと水で作った手作り洗剤は、保存剤が入っていません。
冷蔵庫で保存し、約2週間で使い切るようにします。
みかんの皮で床掃除
みかん洗剤を床にスプレーして、5分ほどおいてから拭いてみました。
ペクチンの油を分解する働きで、水拭きよりも汚れがよく取れます。
拭き終わった後の床は、リモネンのツヤ出し効果が発揮されてピカピカに。
ベタつきが心配でしたが、触った感触は、ベタつかずサラサラです。
環境に優しいみかん洗剤、床の油汚れをよく落としてきれいにしてくれます。
みかんの皮で魚焼きグリルの掃除
魚を焼いた後のグリル、汚れがくっついて臭いますよね。
毎回洗い物がストレスになってますが、みかんの皮洗剤をシュッとすることで、汚れが取れやすくなります。
我が家のやり方では、焼き終わったグリルに、みかん洗剤をスプレーします。
このままにして、食事タイム。
食後に洗うころには、ペクチンが油を分解して、汚れを浮かせてくれるので、油汚れが柔らかくなって取れやすい。
魚焼きグリルを軽くこすって拭き取ると、焦げつきや油がよく落ちます。
柑橘系の清々しい香りで、魚の臭いも消してくれます。
天然の素材なので、食事中に使用しても安全ですね。
みかんの皮 そのままで掃除できる
レンジの掃除
みかんの皮そのままでも掃除できます。
毎日使うレンジ、温めた食べ物の蒸気やこぼれが付着して、汚れがたまりやすい。
油分を含んだ汚れのため、ニオイも残ってしまいますよね。
みかんの皮をまるごと使って、汚れ落としと消臭ができちゃいます。
使い方は簡単。
- レンジの中にみかんの皮3枚をちぎって入れ、500wで2分加熱する。
- みかんの外側で、こびりついた油汚れを拭いて落とす。
- みかんの内側の白い部分で、油汚れを吸い取るように拭く
- 絞った清潔な布巾で庫内を拭く
レンジで加熱すると、皮から水分が出て、水蒸気がレンジ内に充満し、固まった汚れが柔らかくなります。
拭きあげると、汚れが取れ、みかんのさわやかな香りで、レンジの臭いも一掃できます。
シンクの掃除
みかんの皮に含まれる酸性の「クエン酸」は、水垢や石けんカスなどのアルカリ性の汚れを落とします。
内側の白い部分でシンクと蛇口をこすると、ウロコ汚れが取れ、ツヤが出てきれいになりますよ。
油汚れのついた箇所は、皮の外側で磨きます。
水垢と石けんのつきやすい水まわりがスッキリして、気持ちよくなりました。
みかんの皮で掃除 まとめ
みかんの皮を使ってあらゆるものがきれいになりました。
自然の素材を使った「みかんの皮掃除」は、子供やシニアがいても安全で体に優しい掃除ができ、掃除中は、ほのかなみかんの香りに包まれて、癒されます。
みかんの皮の掃除効果。もう一度復習。
- リモネン 油を分解する作用、消臭効果
- クエン酸 酸性の性質を持ち、アルカリ性の水垢や石けんを落とす。消臭効果
- ペクチン 内側の白い部分。ツヤ出し、コーティング
汚れ落として、ツヤ出して、消臭、水垢も除去できる万能クリーナー。
おいしいみかんを食べた後は、皮を捨てないで、ぜひ掃除にトライしてみてくださいね。
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