ケアマネは高齢親のケアプラン(居宅サービス計画)を作成してくれる!

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ケアマネ介護支援計画 介護サービス
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母の在宅介護をすることになり、ケアマネと、これからどんな準備が必要かについて話し合いました。
ケアマネは、母と私の意見を聞きながら、母のためのケアプランという計画書を作ってくれました。

ケアプランって何? ケアマネに聞いてみよう!
最初に、高齢者の今の状態と、何ができて何ができないか、どんな生活を望んでいるのか、本人の意向を聞きます。
その上で、高齢者とその家族と話しあい、サービスを利用しながら生活環境を整え、快適な生活ができるようにする介護サービス計画のことです。
具体的には、介護生活に便利な介護用品を揃えたり、デイケアや訪問サービスを利用するというようなことです。
福祉の専門家であるケアマネから、介護サービスの種類や、どのようなサービスを利用するのが母にとっておすすめなのかを提案してもらえます。
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ケアプランの作成は家族の意向を汲んでもらえる

作ってもらったケアプランには、まず最初に「自宅での介護希望。施設には入らない」と、母の意向が書いてありました。
在宅介護をすることを基本にして、ケアプランが作成されています。

もしかしたら、安全性の面から施設に入ることを強く勧められるのでは、と危惧していたけど、そういう圧力はなく、こちらの意思を尊重してもらえたことで、ケアマネに対して信頼が生まれました。

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ケアプランの内容 生活全般の解決すべき課題

計画書の内容は、母の生活上の問題点とニーズが書いてあります。

問題点
片腕が動かせなく歩行がよろついているため、転倒しやすい。

ニーズ 母の希望
日常生活は困難だが、だからと言ってふさぎ込んだ生活はしたくない。
外部と交流を持ち、張り合いのある生活をしたい。

身体が不自由で、日常生活が困難だけど、前向きに生きたいということです。
本人が、このような気持ちを持っているなら、私ができる範囲で心身のサポートをすることで、母が在宅で自分らしく暮らすことは可能になると思いました。

もちろん、1人で介護のすべてはできません。
在宅介護を支える介護サービスを利用し、相談にものってもらい、生活全般を手助けしてもらうことにしました。

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ケアプランの援助サービス内容を決める

在宅介護を始めるにあたって、ケアプランの援助サービスのデイケアを勧められました。

デイケアって何? ケアマネに聞いてみた

デイケアとは、要介護者が、機能回復訓練(リハビリや入浴、食事など)を専門職員から受けることのできる、日中の介護サービスです。
65歳以上で、介護保険の認定を受けている人が通所することができます。
デイケアを利用することで、生活動作が安全になり、スタッフ、他の利用者との交流もあります。

ケアマネが勧めてくれたデイケアは、同じ町内にあり、機能訓練、レクリエーション、入浴もあるという施設。
さっそく見学に行くと、母が気に入ったので通所を決めました。

デイケアは、家から出かける場所。
自宅に来てもらう「訪問サービス」というのもあるので、両方を利用することにしました。

訪問サービスって何? ケアマネさん、教えて!

訪問サービスとは、ヘルパーさんが自宅に訪問し、身体や生活の援助をすることです。

私が同居するので、身体と身の回りの世話はだいたいできますが、入浴だけは自信ありません。
転んでけがをさせたら大変ですから。

そんな話をしたところ、ケアマネから入浴訪問サービスを提案されました。
介護の資格を持ち、訓練を受けたプロのヘルパーさんが自宅に来て、お風呂に入れてくれることになりました。

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今後の生活の目標

ケアプランには、これらの介護サービスを利用しながらの今後の生活の目標が書いてあります。

  • デイケア、訪問サービスで他者との交流で気分転換を図り、生活意欲を上げる
  • バランス感覚を養い安全に行動できるようになる

ただ介護サービスを提案するだけでなく、これからの目標がはっきり書かれていると、心身両面で、今の容態の維持と改善に努めようと元気づけられます。

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ケアプランのまとめ

在宅介護を始めるにあたって、ケアマネに作成してもらったケアプランはこんな内容でした。

  • 母の意向(在宅介護希望)
  • 生活上の問題点とニーズ (片腕と歩行が不自由だが、ふさぎ込まず前向きに生きたい)
  • 援助サービス内容(デイケアと訪問サービス)
  • 今後の目標(安全に行動する。デイケア、訪問サービスで人と交流し、気晴らしと意欲向上)

介護や福祉に対して知識も経験もない私は、在宅介護にどんなサービスがあるのかも知らず、不安だらけでした。
そんな時にケアプランを作成してもらい、適切なサービスの提案をしてもらうと、これからの生活が具体的に見えてきて、前向きな介護生活を送れそうだと感じました。

退院する時には、退院支援計画書を作成してもらいました。

退院時の退院支援計画と、退院後のケアプランを作成してもらうことで、今後の生活の見通しを立てることができました。

これから母と私の意向を尊重してくれ、母らしい在宅介護を送りながら、私の負担も軽減できるようにと、介護サービスを取り入れた生活を始めることになりました。

暮らしているうちに、母の容態が変わったり、こんなサービスが欲しい、など希望が出てきたら、その都度ケアマネに相談してプランを変更することができます。
何かあった時に相談できる専門家の人がいる、というのは心強く、自宅介護生活を支えてくれる存在です。

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