在宅介護 住み慣れた家で自分らしい生活をして回復へ向かう

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在宅介護 高齢者と家 イラスト

母の在宅介護をしています。
始めは、私に在宅介護がつとまるだろうかと不安もありましたが、不慣れながらもなんとかこなして2カ月半経ちました。

先日の通院日の検査では良好な結果が出て、お薬がひとつ減るという嬉しい進展がありました。
これは、母が長年住み慣れた自宅で自分らしく暮らしていることが、一番大きな回復の手助けになっていると思います。

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在宅だと自分らしく生活でき、今までの人間関係もそのまま続く

母は、今までボランティア活動、近所づきあい、お寺のお参りを50年近く続けていました。
倒れて入院後、外部との接触を一切止めてしまったわけですが、退院後に家に戻ると、お友達が訪問してくれたり、電話をくれたりします。

1日中家にいても、今までの活動と人付き合いを通して、連絡を取ってくれる人がいることは生きていく上で大きな励みになります。

グループの今後の予定を教えてくれて、「元気になったらまた顔を見せてね。あなたがいないと淋しいよ」と語りかけてくれる友達に笑顔で答える母を見た時、自宅介護にしてよかったと心から思いました。

友人とお茶を飲みながら会話する、このささやかな温かい時間を持てるのは、家にいるからこそ。
施設に入れば、友達は気軽に寄らないでしょう。

また、小さな町なので、外出すると知った顔ばかり、というのもあります。
通院時の待合室も知人ばかりで、昔話に花が咲きます。

施設に入った場合、今まで積み上げた長年の知人友人関係をほぼ断ち切ることになり、新しい場所で人間関係をゼロから作らなくてはいけません。
若い人なら平気でしょうが、高齢者には精神的に厳しいです。

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家事を通して生活のリハビリ できることをみつけて動く

退院後は寝てばかりでしたが、少しずつ動けるようになってきました。
すると、今までしていた家事を思い出しながらやり始めるようになりました。

食事の準備では、盛り付け、レンジでチンするのを手伝ってくれたり、食べ終わった食器をシンクまで持ってきてくれます。
小さな手助けですが、何もできなかったころと比べると大きな進歩です。

夜になると、戸締り、消灯、など、自分から気づいて動き出します。
暗くて危ない場所は私が付き添い見守ります。
今までしていた家事の中で、今の母にできることを見つけて動くことは、家事を通しての生活リハビリとでも言いましょうか。

家にいること、家事をすることは、長年専業主婦だった母にとっては生活の根っこにあたる部分です。
もぎ取られそうになった根っこを土に戻して、根付かせてあげると、体もメンタルも安定して暮らしやすくなるはずです。
できる範囲の家事を自分のペースでしながら、今までの記憶を取り戻し、家庭内のリハビリをすることができています。

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自宅介護で回復に向かう まとめ

施設に入ると、高齢者はリロケーションダメージ(転居によるダメージ)を受けやすくなります。
環境の変化に対応できずに、不安や混乱のストレスから、うつや認知などの病気が悪化することがあります。

母の場合、住み慣れた我が家にいることが、回復への大きな薬になったと思います。
デイケアに通い、訪問ヘルパーさんに来てもらいながら、今までの人間関係を断ち切ることなく、家事も少々手伝えるまでになりました。

デイケアの内容と料金についての記事です。

訪問入浴サービスの内容と費用についての記事です。

訪問入浴サービスに自宅に来てもらい、デイケアに出かけることで、定期的に人と触れ合い、生活にメリハリが出てきました。
母は社会と交流を持つことで、気持ちが明るくなり、私はしばらくの時間介護から離れて休むことができます。

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