暖かくなり過ごしやすくなると、今年もまたカメムシがベランダや家の中に大発生!
見つけるたびにゾッとしてイライラ。
あの臭くてイヤな害虫を駆除して予防したいものです。
木酢液(もくさくえき)がカメムシ対策に効果あると知り、自作のカメムシ忌避剤を作ってみました。
木酢液を水で薄めてペットボトルに入れ、カメムシの出没する軒下に吊るしたり、ベランダや家の外に置いています。
今回は、木酢液で作るカメムシ忌避剤の紹介です!
木酢液とは?
木炭や竹炭を作る時に出る煙を冷やして液体にしたものです。
木を燃やして作られるので、焚火の煙のような焦げた強い臭いがします。
害虫はこの臭いから危険な山火事を連想し、木酢液の臭いがする場所から離れます。
木酢液の成分
水分が約90%で、残りの約10%が有機化合物です。
有機化合物約10%のうち5%が酢酸(食酢の成分)で、残りの5%にフェノール類、アルコール類等の約200種類の成分が含まれます。
木酢液の使い方
水で希釈してじょうろや噴霧器で土や植物に散布すれば、ガーデニングや家庭菜園に役立ち、虫よけと予防にもなります。
日本では古くから農業に使われてきました。
天然成分でミネラルを多く含み環境に優しいので、安心して家庭で使うことができます。
引用、参考 日本木酢液協会
使うときの注意
木酢液 忌避剤の作り方
家の外周りに置く
希釈濃度は、木酢液と水 1:1の割合
よく混ぜると完成です。
蓋を取ったペットボトルに入れます。
原液は強い臭いがして、水で半分に薄めてもかなり臭います。
数本作り、家周りの窓周辺に設置してみました。
吊るす
ペットボトルの横面をカッターナイフでコの字型に切り、外側に折って窓を作ります。
折った部分が屋根になり、雨水侵入防止の窓になります。
水で薄めた木酢液を入れて、蓋を締めます。
窓から木酢液の臭いが漂います。
蓋部分にビニールひもを取り付けて、吊るします。
軒下に吊るしてみました。
ベランダにも使えますね。
カメムシ対策 木酢液 まとめ
ペットボトルの他のカメムシ対策は、家周りの草刈り。
草が生えていると虫が住みつきやすいのです。
雑草がなくなった土壌に、木酢液を200倍に薄めてじょうろで撒きました。
コンクリートはアルカリ性なので、酸性の木酢液を撒くのを避けました
外周りがすっきりし、木酢液の臭いがします。
毎日廊下に数十匹出没していたカメムシが約半分になり、徐々に減ってきています。
自然素材で作られた木酢液は、人に無害でカメムシよけに効果ありですね!
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