苛性ソーダなしで作った廃油石けんで、掃除や洗い物をしています。
泡立ちもよく汚れも落ちますが、固形石鹸だと、使う時にスポンジや衣類にこすりつけなくてはいけないので、使いにくい、と思う方がいるかと思います。
そこで今回は、固形石鹸を液体やゼリー状にして使う方法を紹介しますね!
廃油石けんを使って掃除や洗い物がしやすくなりますよ。
廃油石けん ぷるぷるゼリー状の作り方
廃油石けんを水を入れた容器に入れ、このまま置いて溶かします。
溶ける速さは季節や室温によって違い、冬はだいたい1週間ほど、夏は3日前後かかります。
翌日、やわらかくなったので、スプーンでほぐしました。
水分にとろみがつきましたが、固形部分が残っており全部は溶けません。
湯煎にかけてみました。
温かいお湯をボールに入れて、石けん容器を中に入れ、湯煎にかけると半日弱で全体が溶けました。
湯煎なしだと日数がかかるので、早く作りたいなら温度を上げるのがいいですね。
廃油石けん、ぷるぷるゼリー状のできあがり!
廃油石けんを作る時に精油を入れたけど、日にちが経ったのと水で薄めたせいもあり、香りが弱くなりました。
ゼリー石けん完成時に、エッセンシャルオイルを加えて香りづけすると、よい香りになりますよ。
お好きなアロマを使って、癒しの掃除タイムを持ちたいですよね。
ゼリー状だと、スポンジや汚れものにべたっとつけて洗うことができます。
固形石鹸よりも、たっぷりの量を使うことができて、風呂洗い、袖口の汚れ、雑巾洗いなど、多めに石けんを使いたい時に便利です。
風呂掃除に使ってみました。
泡立ち良し、香りも良し、汚れもしっかり落とせます。
廃油石けん 液体の作り方
固形石鹸よりも、液体にした方が、食器洗いに便利だと思いませんか?
作り方は、ゼリー状と同じく、容器に水と石けんを入れるだけです。
廃油石けんが溶けてきて、とろみのついた液体を空になった食器用洗剤ボトルに入れます。
台所用洗剤容器がなければ、ペットボトル、ドレッシング、ソースの空容器など、何でも使えますね。
廃油石けんを液体にする時のコツ
水分が多すぎるとシャバシャバで泡立ちが悪かったり、反対にとろみが強すぎると、食器洗いボトルの口から出にくかったり、続けて使ううちに出口が乾いて固まったことがあります。
液体石けんの濃さは、作成、使用を繰り返すうちに、ちょうどよいコツをつかめますよ!お好みの硬さを見つけましょう。
食器洗剤容器を使った場合、容器の口が石けんで詰まることがあります。
詰まった場合は、お湯にしばらくつけ置きすると石けんが溶けます
廃油石けんを液体、ゼリー状にして使うと便利 まとめ
苛性ソーダ使わずに作った固形の廃油石けんを、ゼリー状と液体にする作り方を紹介しました。
苛性ソーダなしで作れると、石けん作りの敷居が低く感じられますよね。
作り方はこちらです。
廃油石けんが完成し、使ってみた記事はこちら。
廃油石けんは、固形、液体、ゼリー状に形を変えれば用途も広がり、毎日の掃除、洗い物に役立っています。
家に古くなった食用油があるなら、捨ててしまわずに、エコで節約にもなる廃油石けん作りをぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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