腎臓病の親のために、たんぱく質制限の食事を作っています。
ふっくらジューシーなハンバーグは親の大好物。
おいしいハンバーグを作るにはたんぱく質豊富な卵、パン粉、牛乳が必要で、もし入れないと固くなってしまう、と思っていました。
たんぱく質を控えながら柔らかなハンバーグができないかな?と思って調べると、卵やパン粉を少量にしたり、低タンパク食のための代用を使うなどレシピを工夫すればできるようなので、作ってみました。
卵と牛乳は不使用、パン粉の代わりに片栗粉、つなぎにマヨネーズを使ってみたところ、ふわっとやわらかなハンバーグに仕上がりました!
卵、パン粉、牛乳なしのハンバーグ マヨネーズ入り レシピ
ハンバーグ6つ分のレシピ
- 豚ひき肉 300g
- 玉ねぎ 150g
- にんじん 50g
- マヨネーズ 大さじ1(ひき肉の5%)
- サラダ油 10g
- 片栗粉 大さじ1
- 塩 小さじ2
- コショウ 少量
- ケチャップ、ソース 大さじ1.5
栄養成分 1つ分
カロリー | たんぱく質 | カリウム | リン |
108.4 | 9.15 | 187.3 | 91.8 |
作り方
玉ねぎとにんじんをみじん切りにして、5分茹でる
玉ねぎとにんじんをゆでることで、カリウムを減らします。
茹で上がったら水にさらして、水切りし、フライパンにサラダ油をひいて炒めます。
ハンバーグのタネを作る
ボールにひき肉、玉ねぎ、にんじん、塩コショウ、片栗粉、マヨネーズを入れて、粘りが出るまでよくこねる。
小判型にまとめて中央をくぼませ、ハンバーグの形を作る。
手にサラダ油を塗ると形成しやすいです。
フライパンでハンバーグを焼き、ソースを作る
ハンバーグを焼く
フライパンにサラダ油を引き、中火で片面ずつ1分ほど焼き、両面に焼き色をつける。
水を少量加えて蓋をして6分ほど蒸し焼きにする。
中まで火が通ったら器に盛る。
ソースを作る
ハンバーグが焼き終わり、肉汁の残ったフライパンに、ケチャップとソースを入れて火をかけてひと煮たちさせる。
ハンバーグにソースをかけて出来上がり。
卵なし、牛乳なし、パン粉なしでもマヨネーズが入ればおいしくなるの?
結論。ふわっとジューシーで、やわらかなハンバーグに仕上がりました!
卵、パン粉、牛乳を使用したハンバーグは、肉っぽいボリュームでガッツリとおいしいですよね。
卵、パン粉、牛乳不使用、マヨネーズ入りハンバーグは、ふわっと優し味わいでありながらコクがあり、肉汁がジューシー。
高齢親は、「豆腐でも入っているの?ふわふわでおいしい」と好評でした。
たんぱく質を減らしながら、マヨネーズでカロリーアップ、やわらかい口当たりのハンバーグができてホッとしました。
マヨネーズがふんわりジューシーの秘訣なのです。
キューピーマヨネーズさんの「裏技レシピ」にその理由が書いてありました。
ハンバーグがかたくなってしまうのは、火を通すにつれてたんぱく質がかたく結合するから。
ひき肉の5%量のマヨネーズを肉だねに混ぜ込んでおくと、乳化された植物油が加熱によるたんぱく質の結合をソフトにし、ふんわりジューシーに仕上がります。
引用:キューピーマヨネーズ
キューピーマヨネーズさんの「裏技レシピ」によると、ハンバーグ以外のひき肉レシピにもマヨネーズを加えると、やわらかジューシーな肉料理になるそうです。
ぜひ他のレシピも試してみたいですね。
低たんぱくでもふんわりハンバーグを作るコツ
- 卵、牛乳、パン粉不使用でたんぱく質を抑える
- パン粉の代わりに片栗粉でたんぱく質を減らす
- 野菜をたっぷり使いボリュームアップ
- 野菜を茹でて、カリウムを減らす
- つなぎにマヨネーズを入れるとカロリーを摂取できる上に、やわらかでジューシーになる
マヨネーズは油が入っているのでカロリーを摂取でき、塩分とたんぱく質は少ないので、腎臓病食の強い味方。
たんぱく質を抑えるために、思い切って卵、パン粉、牛乳をやめてみました。
代わりにマヨネーズを入れたところ、カロリーを上げながら固くならず、ふわっとやわらかいハンバーグができました。
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