要介護2、認知症の母の在宅介護をしています。
先日、ケアマネから今後のケアプランについてサービス担当者会議を開くという連絡をもらいました。
会議は、母と私、ケアマネ、現在の介護にかかわっているメンバーが集まり、これからの母の介護計画について話し合うというもの。
開催場所は自宅と聞き、びっくりしました。
現在受けているサービスは、リハビリ、デイケア、訪問介護の3つで、サービス事業者の参加は4人です。
ケアマネと母と私をいれて7人が集まる会議。
狭い自宅に7人も人が来て、会議となると、正直言ってプレッシャーを感じます。
母は不安がり、私も自宅以外の事務所などで開催してくれないものだろうか、と悩み、行動したことについて書いてみます。
サービス担当者会議って何?
担当者会議とは、ケアマネージャーが介護プラン作成のために、利用中のサービス機関の担当者と、要介護者と家族で集まり、ケアプランの内容を話し合う会議のことです。
要介護者と家族が参加することで、希望の生活とサービスの意向の確認をし、現在の状況と目標を共有し、各サービス機関から専門的な意見をもらうことができます。
メンバーが顔を合わせて話し合うことで、利用者と家族の安心感が増し、各介護サービス機関からの理解が深まり、連帯感が生まれて関係がスムーズになります。
開催場所は原則として自宅
サービス担当者会議は、要介護者とサービス事業者の理解を深め、よりよいケアプラン作成のために、ぜひとも開くべき会議です。
しかし、開催場所は自宅が原則、と聞いた時、
「えっ、自宅に人が集まって会議!? なんでうちなの? 人がいっぱい来るってこわいわ。」
と、母は不安そうになりました。
1人や2人ならともかく、7人もの人が集まるとなると、心理的に負担が大きいです。
自宅以外にしてもらえないかとケアマネに聞きましたが、
「自宅が原則です!みなさん、そうなさっています!」
とおっしゃられ、しぶしぶ引き受けることになりました。
地域包括センターに相談 間に入ってもらう
ケアマネージャーの決めたことには従わなくてはいけない、と思っていませんか?
私もそう思っていましたが、ケアプラン、ケアマネージャーに対する苦情、介護生活で困った場合は、市町村の地域包括センターで相談できます。
ささいな悩みでも、思い切って聞いてみましょう。
電話で、サービス担当者会議を自宅で開くということに負担を感じているので、事務所を使ってもらえないでしょうか、ということを相談しました。
もしかしたら、何を甘えたことを、と叱られるかもと恐れていましたが、電話の人はこちらの気持ちを理解してくれ、間に入ってケアマネに説明してくれました。
私から断ると角が立ちますが、ワンクッションおくことで、すんなり話がすすみます。母、私とケアマネとが争うことなく了解してもらえ、会議は事務所で開くことになりました。
サービス担当者会議 自宅以外 まとめ
ケアマネの立てたプランに「ちょっと待った」を言いたい時は、地域包括センターに相談するのがベストでしょう。
我が家はサービス担当者会議を自宅以外で開くことになりましたが、自宅で会議を開くメリットもあります。
- 要介護者が移動しなくてよい
- 自宅なのでリラックスできる
- 資料などをすぐに取り出せる
今回は初めての会議ということで、プレッシャーを大きく感じ、自宅以外にしました。
1度経験してみて、母と私が自宅でもいけそう、と感じることができたら、次回は自宅で開催しようと思ってます。
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