要介護2、認知症の母の介護をしています。
母は腕を骨折していて、三角布で吊っています。
ずっと吊るしていると首の後ろが痛くなるので、困っていました。
首の後ろにタオルを折りたたんではさんでみると、しばらくは痛みが軽減されますが、腕の重さは変わりないので、時間とともに痛くなってきます。
骨折が治るのを待つしかないか、と諦めていました。
先日、母を迎えにリハビリ施設に行くと、いつもと違う吊るし方をしていました。
職員さんが首に負担がかからない吊るし方に直してくれたのです。
母は、この吊るし方だと首が楽で快適だと言うので、やり方を教えてもらいました。
首の痛み軽減 三角布の吊るし方
- 三角巾を肩にかける。
- 腕から下になった布で腕を包むようにして、脇の下から通し、背中に回す。
- 後ろに回した三角布を背中で縛る。
- 前は、三角布の角に肘を入れ、余った部分を縛ってまとめる。
今までの吊るし方と比べてみた
自分の腕で、今までの吊るし方を試してみました。
確かに首の後ろで結ぶと、腕の重さが首後ろ一点に集まり、結び目の近くは布が細くなっているので、重くて痛いです。
教えてもらった背中結びをしてみると、三角巾は肩や背中、体全体を包むように腕を支えるので、重さが緩和されます。
縛り方のコツは、布を広げるようにして肩と背中をカバーすること。
体へのくいこみや痛みを防げます。
首の痛くならない三角巾の吊るし方 まとめ
脇の下から三角巾を通し、背中で縛る吊るし方にしてからは、母は首の痛みがなくなってきました。
三角巾で腕を吊るすと首が痛い、と悩んでいるなら、試してみてくださいね。
布地が薄い三角巾ですから、扱いがちょっと手間です。
三角巾よりも、丈夫で安定感が欲しいなら、市販のアームスリング、腕釣りサポーターもありますよ。
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骨折した時は、安静を保ち、体への負荷をかけないようにしたいですね。
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