廃油石けんの作り方 苛性ソーダなしで簡単にできる方法

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廃油石けんの作り方 苛性ソーダなしで簡単 暮らし
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天ぷらや揚げ物で使った後の食用油で廃油石けんを作ることができるって知っていますか?
廃油を石けんにリサイクルできるなら、試してみたいと思いませんか?

エコで節約にもなる廃油石けんを作ってみたい!

石けん作りには、苛性ソーダを使うのが一般的。
しかし、苛性ソーダは劇薬に指定されており、体を害する作用があるので、扱いには危険がともないます。
使う勇気がなかったので、苛性ソーダを使わずに簡単に作れるやり方で作ってみました。

苛性ソーダの代用は「オルトケイ酸ナトリウム」。

石けん作りに使った容器はペットボトル。
型入れは牛乳パックを使いました。

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廃油石けん 作り方

材料

  1. 廃油 600g
  2. 水 300g
  3. オルトケイ酸ナトリウム 180g
  4. ペットボトル 2本
  5. 牛乳パック(石けんを入れる容器)
  6. マスク、ゴム手袋、メガネ

準備

廃油で石けん作り 材料

ひとつのペットボトルに、水300g、もうひとつのペットボトルに廃油600gを入れます。
オルトケイ酸ナトリウム180gを測ります。

オルトケイ酸ナトリウムは苛性ソーダほど危険ではないけど、水と混ぜると強いアルカリ性になるため、直接触れると危険です。
ゴム手袋をして肌に触れないようにし、マスクとメガネを着用して体を守りましょう。

作り方

廃油で石けん作り

水とオルトケイ酸ナトリウムを混ぜる

水の入ったペットボトルにオルトケイ酸ナトリウムを入れます。
ペットボトルの口が小さくて入れにくかったので、漏斗を作って入れました。
漏斗がない場合、広告など不要な紙を巻いてテープで留めて作ることができます。

廃油で石けん作り

水にオルトケイ酸ナトリウムを入れると、白く濁ります。

ペットボトルの蓋をしっかりと閉めてシャカシャカ振り、よく混ぜます。
温度が高くなり、ボトルが熱くなるので気を付けましょう。
熱さが気になるなら、タオルで巻けば肌に直接触れず安全に作業ができます。

廃油で石けん作り

オルトケイ酸ナトリウムが水に溶けて透明になります。
次は、これを廃油に入れます。

攪拌 廃油とオルトケイ酸ナトリウム水を混ぜる

廃油で石けん作り

廃油にオルトケイ酸ナトリウム水を入れたところです。
濁ったオレンジっぽい色になりました。

この時点では中の液体は水っぽくシャバシャバのテクスチャです。
ボトルの蓋をしっかりと閉めて、シャカシャカ振って攪拌させます。

  • 振り方の目安は「30秒振り、30秒休む」。
  • 5-6回繰り返し、15分ほど休ませます。
  • この振り方はおおよその目安として、特に決まっているわけではありません。
    季節によっての温度の違い、廃油の成分と状態はどれも同じではないので、ボトルを何回、何分振れば、 攪拌できるとは言えません。

    室温や廃油の状況により、攪拌までの時間が短いこともあれば長いこともあるので、様子を見ながらボトルを振りましょう。

    振って休ませて、を繰り返すと時間がたつごとに、最初は水っぽかった液体がとろみを帯びてきます。
    生地がマヨネーズくらいにもったりと重くなったら攪拌終了。

    はる
    はる

    次はいよいよ石けんの型入れですが、このまま固めてしまうと油臭い石けんになりそうですよね。

    にゃんこ
    にゃんこ

    型入れの前に、エッセンシャルオイルを入れたらいいよ!

    はる
    はる

    なるほど~。廃油の臭い消しになるし、使用時によい香りが漂うね!

    にゃんこ
    にゃんこ

    ミントのエッセンシャルオイルを入れてみたよ!
    すっきりした香り~♪

    型入れ 容器に入れて乾燥、熟成させる

    廃油で石けん作り

    牛乳パックに入れているところです。
    画像のように、ゆるめのマヨネーズくらいの固さになれば攪拌終了。

    かなりドロ~リとしています。
    石けん作りのポイントとして、攪拌が不十分だと水っぽい質感で、型に入れてもなかなか固まりません。

    はる
    はる

    型に入れても固まらない時は、攪拌が足りなくて水に近い状態なのかもしれません。

    攪拌が不足すると分離したり固まらなかったりすることがあるので、攪拌は大切な作業です。
    よい廃油石鹸を作るために、ボトルを振っては休むを繰り返し、よく混ぜましょう。

    型入れすると牛乳パックが横に広がったので、紐で縛って長方形を保たせました。
    このまま涼しい場所で乾燥、熟成させます。

    廃油石けんの仕込みができました。
    ミントのさわやかな香りが部屋に充満して、癒されます☆

    この後、3日後に型から出して切り分け、約2週間後に使ってみました。

    固形石けんだと、洗い物や掃除に使いにくい、と思い、液体やぷるぷるゼリー状にしてみました。
    形を変えると、使い道も増えて便利になりますよ。

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    廃油石けん作り まとめ

    捨てるはずの油を石けんに再利用できて、節約にもなるっていいね!

    自宅で作る石けんは薬品などを入れてないので、天然の界面活性剤で洗うことができます。
    廃油石けんは、食器洗い、風呂掃除、衣類の汚れ落としなどに使えます。

    余った廃油を捨てずに石けん作りに再利用。
    エコな暮らしをしてみませんか?

    苛性ソーダを使わない廃油石けんの作り方でした。

    コメント

    1. はる はる より:

      木津さん、コメントありがとうございます。
      レシピ通りに作ったのに二層に分離したのは、攪拌が足りず十分に混ざっていなかったのかもしれません。

      オルトケイ酸ナトリウムと水と廃油をペットボトルに入れて混ぜると、液体は最初は水っぽくシャバシャバですが、ボトルを振って休んで、と繰り返すうちに生地が重くもったりしてきます。
      記事に振る回数や時間を書きましたが、回数や時間にこだわらず、生地がマヨネーズに近いくらい重くなるまで混ぜることをおすすめします。

    2. 木津 より:

      レシピ通りにしたのに固まらず、二層になったまま8時間くらい経ちました。なぜでしょうか…

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