鶏むね肉は、安価で家計にやさしい節約食材ですよね。
この鶏むねでハムを作ると市販のものより安価でおいしいよ!
鶏むねは良質なたんぱく質を豊富に含み、低脂肪と栄養面にも優れているので、ヘルシー食材として人気がありますよね。
でもいざ料理すると、パサパサして固くなっておいしくない、ということがありませんか?
今回は、パサつきがちな鶏むね肉をしっとり柔らかく茹でる、とっても簡単な下準備とコツを紹介しますね。
鶏むね肉を柔らかくする下処理
フォークで肉に穴をあける
鶏むね肉を広げ、全体の両面にフォークで穴をあけます。
穴をあけることで、肉が固くならず食感がソフトになります。
また、砂糖と塩が染み込みやすくなり、熱も通りやすくなります。
まず砂糖をまぶし、つぎに塩をまぶす
鶏むね肉全体に、大さじ1の砂糖と塩をまぶし、砂糖をなじませたら塩をまぶします。
砂糖と塩の効果
- 【砂糖】 保水効果があり、水分を閉じ込めて鶏むね肉をしっとり仕上げます。
- 【塩】 タンパク質を分解し、肉を柔らかくして水分を保ちます。
砂糖と塩をまぶして15分ほど置くと、砂糖と塩が肉に馴染んでテカテカしてきます。
冷蔵庫でひと晩寝かせます。
これで下処理完成!
鶏むね肉をしっとり柔らかく茹でる方法
- 鶏むね肉が十分浸るくらいのたっぷりの水を沸騰させる
- 鶏むね肉を鍋に入れる
- 再沸騰させて、1分加熱し、火を止めて蓋をする
- このままで約1時間置き、常温になるまで待つ
- 切り分けて盛り付け
鶏むね肉は、加熱すると水分が抜けて、固くてパサパサした食感になってしまうので、高温でぐつぐつと煮ないことがポイント。
70度ほどの低温でじっくりと熱を通すことが、しっとりやわらかな鶏ハムを作るコツなんです。
まず、鶏むね肉が全部入るくらいの大き目の鍋に、水をたっぷり入れます。
鍋が小さかったり、水が少ないと、中まで火が通らないこともあるので大き目の鍋を使いましょう。
火を止めてから、低温でじわじわと余熱を使って加熱することが大切です。
仕上がったら、カットしてすぐ食べるか、スープごと容器に入れて冷蔵庫で保存します。
茹で汁と一緒に保存すると、水分と旨味を逃がしません。
鶏むね肉を柔らかく茹でる下準備と茹で方 まとめ
- 【下準備】 フォークで鶏むね肉両面に穴をあける
- 【下準備】 鶏むね肉全体に砂糖とまぶし、次に塩をまぶす。
- 【茹でる】 鍋にたっぷり水を入れて沸騰させ、鶏むね肉を入れる
- 【茹でる】 水が再沸騰したら1分加熱
- 【茹でる】 火を止めて蓋をして1時間待つ
鶏肉を鍋に入れたら放置で出来上がる、と驚くほど簡単に柔らかくてジューシーな旨味のある鶏ハムを作ることができます。
しっとり仕上がった鶏むね肉は、スライスしてわさび醤油、ポン酢で食べてもおいしいし、サラダのトッピング、サンドイッチの具、スープや和え物など、何でも使えるので、作り置きに欠かせません。
ほんのひと手間で、固くなりがちな鶏むね肉がとびきりおいしくなっちゃいます。
節約おかずの鶏むね肉を、簡単にしっとり柔らかく調理して、健康でおいしい食卓作りをしたいですね。
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